2024年 年末のご挨拶

2024年も、LOGIQUEをご支援いただき誠にありがとうございました。この1年を振り返り、当社の取り組みや成果、そして皆様への感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

2024年は、2023年の経験を活かし、会社を変革し強化する実り多い1年となりました。2023年には大型案件で遅延が発生するなどの課題があり、社員数が100名を超える中で、規模を大きくすることが必ずしも良い結果をもたらすとは限らないことを痛感しました。これを受け、2024年は当社の強みを発揮できる得意領域に注力し、売上を追求するのではなく、クライアントにしっかりと価値を提供できるプロジェクトを選び抜くことに重点を置きました。

特に注力した分野の1つが、自動車のバリューチェーンやセカンダリーマーケット向けのITソリューション提供です。具体的には、オークションシステム、フリートマネジメントシステム、車両検査アプリ、IoT車両管理などのシステム構築を通じて、この分野での経験と強みをさらに磨くことができました。また、この経験を活かし、インドネシア国外(タイ、フィリピン、スリランカ、パキスタンなど)でもソリューションを提供し始めました。当社はソフトウェアやアプリ開発にとどまらず、しっかりとしたコンサルティングを通じてクライアントに価値を提供し、双方にとって有益なプロジェクトを実現しています。

さらに、こうした経験を広く活用するため、車両受け渡し管理システムを半製品として開発することに成功しました。この成果により、自動車セカンダリーマーケットの企業だけでなく、マルチファイナンス会社、保険会社、レンタカー会社などにもソリューションを提供しやすくなりました。2025年は、この分野への注力をさらに強化する所存です。

2024年の中盤以降、生成AI(Generative AI)の目覚ましい進化が続々と発表されています。当社もこの動きに積極的に対応しており、すでに効率性と生産性が大幅に向上しています。これにより、当社がクライアントに提供する価値も、これからさらに高まっていくと確信しています。社会は日々大きく変化しており、2025年1年間ですら予測が難しい状況ですが、変化を恐れることなく、常に変化し続ける覚悟で、インドネシアのIT/DXコンサルティング会社としてトップランナーであり続けるよう努力を続けます。

プロジェクト以外では、2024年にはパートナーシップ構築においても大きな前進がありました。まだ公にはできませんが、多くの企業様から当社との協業に興味を持っていただき、資本提携や事業提携についてのディスカッションを行う機会をいただきました。これを通じて、LOGIQUEがインドネシアでどのように価値を最大化できるのか、多くの気づきを得ることができました。2025年はさらに多くのパートナー企業と協業し、LOGIQUE単体ではなくパートナー企業と共により大きな価値を創出できるよう取り組んでまいります。

改めて、2024年もクライアントの皆様、パートナー企業や関係者の皆様、そして社員一同に多大なるご支援をいただき、心より感謝申し上げます。2025年も引き続き、さらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

PT LOGIQUE DIGITAL INDONESIA
Founder & President Director
吉次 敬

Yoshi
Yoshi

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LOGIQUE’s founder and CEO. After working as a business development consultant at a consulting firm, he started a business in Japan, exited, and then moved to Indonesia, where he now manages multiple companies.

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