レバラン明けました。Mohon maaf Lhir dan batin.
今年(?)も益々頑張っていきます。
今週、Bandungに行きます。Bandungにも開発センター開こうと思っているためです。
Yogyakartaには既にオープンしたのですが、Yogyakartaも良い人が取りにくくなっているので、
やはり伝統的にIT人材が豊富なBandungにと考えているものです。
(給与相場が高くなっていたのですが、だいぶ落ち着いてきたと思っています)
それから、そろそろプロダクトをリリースしていきます。
1つはDokodemo-Kerja(どこでも-仕事)という名前のプロダクトです。
インドネシアの都市はどこも渋滞がひどいし、
公共交通機関が整備されてないし、
暑いし、雨降ったら洪水するし、通勤環境は酷いものです。
また、若くして結婚・出産する人が多く、これによりせっかくのスキル・経験を無駄にしてキャリアを諦めざるを得ない人が多くいます。
男性でも、”小さな子供が3人いるから、外に働きに出られない” が退職理由になったりすることがあります。。
そこで、当社はリモートワークを昨年より取り入れています。
完全なリモートワーク(地方に住んでいる人も)のスタッフもいれば、
ジャカルタ近郊に住んでいて、週に1日だけオフィスに来て他の日はリモートで、のようなスタッフもいます。
出産後の女性プログラマーもこの制度によりキャリアを継続できており、
スタッフにとっても会社にとっても良い制度が作れたと思っています。
ただ、管理の目が全く行き届かない状態にしてしまうと、どうしてもパフォーマンスが落ちます。
あまりにも厳しく管理はしたくないけど、
程よくコントロールする方法を考えているうちにできたプロダクトがDokodemo-Kerjaです。
スタッフは勤務開始するときにDokodemo-Kerjaを立ち上げます。
休憩に入るとき、仕事を終了するときにDokodemo-Kerjaを終了するのみです。
勤務状況が自動で記録され、勤務中はランダムに画面キャプチャが管理サーバーに送信されます。
画面キャプチャの精度はプライバシーに配慮して、テキストまでは読めない程度にしてあります。
これにより、勤務中は業務と関係のない画面を開くこと、
勤務中でストップ状態にしていないのに画面がずっと変わらないのはダメだ、という抑止力が働きます。
管理者がチェックして、30分も同画面のまま動きがなかったりする場合に、どうしたのか?確認するようにしています。
もちろん、確認したら確かな理由がある場合もあります。
”その間、スマホでSKYPE会議していたからラップトップの画面に動きがなかったんだよ。”など。
こういったコミュニケーションをHRとスタッフの間でとっています。
これがうまく機能したので、いまではリモートワーカーだけでなく、オフィスで働くスタッフにもDokodemo-Kerjaを導入、利用してもらっています。
どうしても勤務中にYoutubeを見てしまうスタッフ、
業務と関係なくSNS画面が開かれている時間が長いスタッフに
Dokodemo-Kerja導入後、劇的に改善が見られました。
彼らはYoutubeを見る場合、Dokodemo-Kerjaで勤務停止(休憩状態)にしてから見ています。
ですので、気分転換したいときにそれを妨げるものではないですし、
休んだ分、後で合計勤務時間が規定の(当社の場合8時間)時間に達するまで働けば良いとなるわけです。
タバコ休憩が頻度多すぎ、長すぎる、とか、
非ムスリムにとって、お祈り休憩の時間分がフェアじゃないなどのセンシティブな問題も
Dokodemo-Kerjaの導入で解決されました。
こんな良いツールを当社だけのものにするわけにいきませんので、皆さんにも使っていただけるようにしました。
現在、当社の既存のお客さまに順次トライアル利用いただいている状況です。
ご興味おありの会社さまは、お問い合わせいただきましたら、こちらからご連絡するようにいたします。
お気軽にご連絡いただければと思います。
ほかのHR関連プロダクトについても近いうちにこちらでご報告します。
リモートワーカー管理ツール / テレワーク生産性向上支援ツール
Dokodemo-Kerja