WEBサイトを作る担当にアサインされたけど、誰にどうやってお願いすればいいのか分からない、、
という方のために(しかも、それがインドネシアだったら。。)
WEB制作会社の選び方を紹介します。
すごく大きな会社で複数のサービスやブランドを次々と立ち上げている、
相当な回数の転職をしていて都度マーケティングを担当している、
のような方でない限り、
一からWEB制作会社の選定をする機会はそんなにないと思います。
既にベースとなるWEBはあって、そこにキャンペーンページを追加制作&公開する、
というようなミッション/タスクであれば失敗してもすごく大きなダメージにはなりませんが、
コーポレートWEBをフルリニューアルする、
新たに立ち上げたブランドのサービスWEBを新規制作する、
といったときに失敗は許されません。
まずはどんなWEBを作るのか、イメージをもちましょう。
WEBのことが分からないとか、はじめてだから、でも大丈夫です。
ただ、まずはしっかり考えて、自分なりのあるべき姿をもちましょう。
何も分からないまま、何も考えてないまま相談しても、いいことありません。
良いようにコントロールされてしまったり、必要でないものまで見積りに入れられてしまったりします。
そんな悪い制作会社じゃなかったとしても、お互いにプロジェクトを進めにくいのは間違いありません。
ゴール、
何のためにWEBをもつのか、
予算、競合、参考にしたいWEB
などをある程度は説明できる状態でWEB屋さんと話するようにしてください。
制作サイドとしてもやりやすさが全然違うので、プロジェクトの成功確率がぐっと上がります。
委託者、受託側の両方にとって、委託側がある程度の考えをもっていることが重要になります。
それでも、忙しくてそんなことやってる時間が惜しい方、専門外のことは“餅は餅屋に任せる”んだという方針の方もいらっしゃるでしょう。
この場合は、コンサルから制作まで全工程ができる、しかもコンサル力が高いところに任せましょう。
ビジネスを理解し、WEBをもつことでどこまで貢献できるのかによってWEBにかける妥当な予算を導き出し、予算内に収まる最適なWEBを提案して制作することができる会社に委託する必要あります。
そうです、こういう会社は多くはありません。。
ぜひ、LOGIQUEにご依頼ください。LOGIQUEではこういった案件を数多く経験しています。
効果とかよりも何しろWEBが無いのは格好悪いので簡単でいいから安く作って欲しい、
予算はないけど競合より見栄えのするもの作って欲しい、
デザインにはそんなに拘りない。とにかく効果が出るウェブにしてほしい、
などなど様々なご要件にお答えして適切なご予算でWEBを作ってきました。
お気軽にご相談ください。
さて、話を戻して、まずイメージを持ちましょう。
・WEBもつことになった背景、ゴール
・予算
・伝えたいことは
・誰に伝えたい
・コンテンツの更新頻度は
くらいは用意、考えを整理しておくと良いでしょう。
代表者が考えるのが一番良いので可能であればボスと上記についてはすり合わせができると良いと思います。制作会社とのMTGにボスが参加できればそれがベストです。
デザインテイストはとか、動画が、Facebookページとの連携は、とかを考えておくことはもちろんOKなのですが、これよりも上記などをしっかりイメージをもっておくこと、会社内ですり合わせしておくことの方が大事です。
さて、ここでようやく本題の制作会社選定に進みます。
幾つかの製作会社に相談して、ミーティング、見積依頼をしていくことになります。
日本のように十分な数のWEB制作会社があれば問題ないのですが、
品質がしっかりした会社の数も少なく、交通事情の悪いジャカルタで複数会社とミーティングするのはそれなりに時間も工数もかかるので、声かけからミーティングの間でうまく絞り込みましょう。
ミーティング依頼の段階で簡単な要望は伝え、超概算で構わないから提案(見積)をメールで出してもらうのです。
これに対してスピード感がなかったり、あんまりポイントを外していたりしたら除外してしまって良いでしょう。
ここでミスするようだとその先うまく進行できる訳がないので。
どいういう会社に問い合わせをしてみると良いのか?
WEB制作をそれなりにやっている会社にはこのようなタイプがあります。
—WEB制作会社
—広告会社、広告代理店系
—システム開発会社、ITインフラ会社
—印刷会社、映像系、など
#他に、フリーランス系という括りもあります。個人や2、3人のTeamで制作を受託しているものです。値段は安くなりえますが、ストレスが高い状況になると逃げ出される、長期間のメンテナンス性が確保されないなどのデメリットがあります。インドネシアではまだこのパターンが結構多いですが、同じくらい、更新ができなくなってしまった、WEBサーバーへのログインパスワードを誰も知らない、などの話も聞きます。。
それぞれに問い合わせをしてみると良いと思いますが、WEBを作るということでいうと当然ですがWEB制作会社が良いです。作った後の運用フェーズになると広告会社が力を出す分野があったり、バックエンドで基幹システムと連携するなどという話になったらITシステム会社が良い場面もあります。WEB制作専業会社と他では、やはり制作技術の幅と深さが違ってきます。結局はコストもスケジュールも一番効率化できることになります。通常はどこのWEB制作会社も協業している広告会社、映像制作会社などがあるので必要になったときに組み合わせは考えれば良く、WEB制作が必要なプロジェクトではWEB制作会社を使うのがお奨めです。
ですので、WEB制作会社に最低2社、他のカテゴリの会社に数社、問い合わせをすると良いと思います。
ここで上述のメールのやり取りの反応をみて、残った数社と面談してみて、最終提案をしてもらい、検討&選定となります。
検討のポイントは、まずは今回の要件を満たすものを予算内で実現できるのか、ということになります。
***が得意ですというアピールがあっても、今回の要件と関係なければ意味がないので。
ですので要件の理解力も重要です。
要件を満たした上、どのようなスケジュールで誰がどのように進めていくのかを確認し、必須要件の以外のところでどのような工夫をする提案をしてきたのか検討して、選定することになります。作ろうとしているWEBに近いものとか似た業界で、十分な良い実績があると迷いがなくなるかと思います。
WEB制作専業会社のなかにも幾つかのタイプがあります。
タイプA.クリエイティブ力を売りにしている会社。
代表がデザイナーであることが多い。企画力、デザイン力が売りで、WEBの収益性とかPDCAを回していくなどの数字的考えに弱い。任せっぱなしでもそれなりの見栄えのものに仕上げてくれることが多い。
(この分派に動画・映像制作を売りにしている会社があります)
タイプB.コンサル力を売りにしている
WEBを使ってクライアントのビジネスがうまくいくことを支援する会社。
予算の中で最大の効果をあげることを考える。
運用まで考えた提案ができる。
良いWEBを作る為にはクライアント側にもプロジェクトへのコミットが求められる。
タイプC.システム開発力を売りにしている
大規模なWEBでセキュアで複雑なCMSを構築する必要があるケースなどで力を発揮する。
デザインは外注するケースが多く、またデジタルマーケティングの知見がない会社が多い。
タイプD.SEOや特定業界の集客力あるWEBを作ること売りにしている
**業界のWEBテンプレートをもっているから安く集客力のあるWEBが作れます、のような会社です。
SEOに強い、ということだけを売りにしている会社はほぼいなくなりましたが、まだ特定業界などに絞ればあります。
今回の要件とどのタイプが相性が良さそうかも考えておくと良いでしょう。
LOGIQUEは全部で10点を分けるとA:B:C:D=2:3.5:3:1.5くらいの会社かなと自分では考えています。良いバランスかなとは思っています。
極端に、今までにないような奇抜で目をひくデザインのWEBが作りたいだけなんだ、というようなケースでは、残念ながら力を発揮できないかもしれません。。
選定するにあたり、そもそも予算が小さすぎて候補がないとか、グループ内の子会社に決まっているとか、いろいろなこともあると思いますが、選定に迷われたら、ぜひLOGIQUEも候補にあげていただき、お声がけいただければと思います。
Yoshi @ LOGIQUE DIGITAL INDONESIA